施工実例①

狭小地でもゆったり暮らせる家

家づくり概要

住宅街の限られた土地の中でもゆったりと暮らしていただくために小屋裏を子供部屋にした3階建てにしました。外観のアクセントになるように大きな窓をつけたり、2階のバルコニ―を木製にしたり、3階建でも間延びせず、景観を大切にするようにデザインしました。狭小地でも小さな庭を楽しめるようにビオトープを作りました。

家族構成はご夫婦と子ども2人。1階に寝室や客間とお風呂、2階はリビングのみ、3階に子ども部屋とご主人の書斎。メインのリビングは、家事をしながら子どもを見られるアイランドキッチンにしました。子どももアイランドキッチンに座って勉強できるようにと造作の椅子を取り付けました。階段は風通しを良くするために踏み板のみに。子どもたちは無邪気に駆け上がります。
3階の小屋裏も子供の成長に合わせて可変できるように、開放的な空間になっています。 明るい家族が笑顔で満たされるような家づくりをしました。

施工実例②

銀杏の木が
見える家

家づくり概要

南側には神社があり、目の前にはご神木の大きな銀杏の木があります。住宅街なのに、広々とした景色があり、プランを考えるときの最優先はこの銀杏の木でした。リビングを2階にして、銀杏を額に納めるように、大きな窓をつくりました。

キッチンの仕様を決めたのは、料理担当のご主人でした。家ではキッチンにいることがほとんどというご主人は家族と銀杏の木が見えるようにとペニンシュラキッチンに。ステンレスはバイブレーション仕上げにしました。奥さんには暮らしを大切に、という思いがありました。

無垢の木や塗り壁など天然素材の良さは素材感だけでなく、傷も味になり、補修もできる、というところにあり、経年変化も楽しめます。地元の杉やヒノキをふんだんに使い、壁は自分たちで補修できるようにと珪藻土を採用しました。3階はあえて合板のままにして、完成してから家族で塗られました。自分たちで塗った壁はまだらだったりしますが愛着が増したそうです。

施工実例③

桜を見る家

家づくり概要

目の前を流れる川沿いの桜並木に惚れ込んだ奥さん。その桜の景色を中心に家を設計しました。料理人の奥さんが料理教室を主宰することもあり、キッチン中心の家づくりになりました。ポイントは、桜を見るための窓とペニンシュラキッチンです。
2階をリビングにして、料理をしながら大きな窓一面に桜の花が見えるようにしました。数々の土鍋や料理道具を展示するように土鍋を並べられる棚を作り、何がどこに収まるかというのを細かく打合せしながら造作家具を作りました。自然志向のご夫婦で、床には無垢の杉を選び、リビングの窓際に薪ストーブを置きました。

ご主人は自然栽培をする農家です。作業がしやすいように1階に作業場を作りました。トラックを横付けでき、土足でそのまま作業できる土間仕様になっています。 桜並木の四季の変化を感じながら、ご主人の採れたて野菜と奥さんのスペシャルなお料理で、暮らしに幸せを感じられる家づくりを行いました。

施工実例④

シラス壁の左官仕上げの家

家づくり概要

“とにかくすっきりさせたい“それがご夫婦の一番の要望でした。総しらす壁で塗られた壁と天井は、見た目にも心地よく、調湿して澄んだ空気を生み出します。広いリビングに浮かぶオリジナルのアイランドキッチンの上部は、ガスコンロからシンクまでバイブレーション加工された一枚のステンレスで仕上げました。

壁に使ったナラ材の独特の木目がアクセントを加えています。一段一段が壁から飛び出している階段は、大胆な木格子に支えられ、シンプルな中にも存在感があるデザインになっています。

奥さんは動線のシンプルさにもこだわりました。洗濯物を脱衣所のガス乾燥機で乾かし、その場で畳んで、隣のウォーキングクローゼットに収納。入浴後も、そのままクローゼットで着替え、リビングとつながる畳スペースでゴロンとリラックスすることができます。

施工実例⑤

雑木の庭とつながる家

家づくり概要

山々に囲まれた家は、玄関を入ると8畳ほどの広い土間になっています。土間には展示棚を設置し、くつろいだり、ご主人の仕事の打合せをしたり、ＤＪブースになったり、多目的に使うことができます。土間と隣接したトランクルームも広く設計し、ご夫婦2人の趣味の登山道具が置けるようにしました。

土間から続く開放的なリビングや和室はどこからでも雑木の庭が眺められるようになっています。2階のベランダの手すりは細いアイアンを使用し、山の景色が眺められるようにしました。

2階にはフリースペースを設け、子ども部屋として将来仕切れるようになっています。 景観も大切に考え、家を囲う塀は山の景色に馴染むように木製に。日々の暮らしの中で、ほっとでき、心癒される家づくりを行いました。